このページでは、指定自動車教習所の教習指導員になるための大まかな流れを解説します。「教習指導員になりたい方」「教習指導員に興味がある方」の参考になれば幸いです。
教習指導員とは
指定自動車教習所で、免許取得を目指す教習生に自動車やバイクの運転に必要な技術と知識を教える専門職が「教習指導員」です。
公安委員会が行う国家試験「教習指導員・技能検定員審査」に合格し、「教習指導員資格者証」の交付を受けることが必要で、技能教習と学科教習の両方を担います。
運転技術や知識習得の教習にとどまらず、交通法規や運転者としての心構え、安全な運転行動などを広範に指導し、教習生が交通社会で安全な運転者となるよう育成する、社会的に非常に重要な役割を担う有意義な職業です。
資格の種類
教習指導員の資格は、「大型」「中型」「準中型」「普通」「大型特殊」「牽引(けんいん)」「大型自動二輪」「普通自動二輪」「大型二種」「中型二種」「普通二種」の11種類あり、免許の種類に応じ、それぞれの資格を取得する必要があります。
一般的には、初めて資格を取得する場合は、「普通」の教習指導員審査を受けることになります。
資格取得の流れ
- 指定自動車教習所(自動車学校)に入社
- 指定自動車教習所に勤務することが教習指導員になるための第一歩です。
採用の段階では、普通自動車運転免許が必須となる場合がほとんどです(詳細は各教習所にご確認ください。)。
- 事前教養(資格審査に向けた勉強)
- 一般的には、事務職や送迎係として職場の環境に慣れながら、教習指導員になるための運転技能、法令知識、教習知識などを勉強します。
当協会でも、資格審査を受審する方に向けた「事前講習」を実施しています。
- 資格審査
- 公安委員会が行う資格審査を受審し、必要なすべての審査項目に合格すると「教習指導員資格者証」の交付を受けることができます。
- 事後教養(実践的な研修)
- 勤務する教習所で実際の教習を想定し、教習生の接遇や教習の段階・項目ごとの指導のポイントを学びます。
- 指導員として活躍
- 教習指導員として初心運転者の教習に従事し、正しい運転の知識と技能等を習得した安全な運転者を育成していきます。
その後は、他の免許の教習指導員資格や「技能検定員」の資格取得を目指したり、各種講習や交通安全教室などの業務(教習所ごとに異なります。)に従事したりするなど、地域の交通安全に貢献する重要な役割を担います。
審査の受審要件
- 21歳以上であること
- 資格に対応した自動車を運転できる免許を取得していること
